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ホラー映画の巨匠である。ゾンビ映画ばっかり取ってるおじいちゃんである。
アメリカではゾンビ愛好会があって、ボランティアで彼の作品にゾンビ役で
出るのである。
彼の描くゾンビ映画は人を怖がらせるものではない。社会風刺やメッセージ性が強い。
彼が晩年、ゾンビに追加した能力が道具を使える、花火を見ると見上げてしまう。
生きていた頃の人間の習性をゾンビに加えたのである。
ゾンビは決して「人を食うただの化け物」ではないのだ。「過去生きていた人間」
なのである。そんなおじいちゃんが昔から大好きで、亡くなられた時には結構ショックだった。
最後までゾンビ、ゾンビ、ゾンビの人生と言ってもいいだろう。
ナイト・オブ・ザ・リビングデッド
ドーン・オブ・ザ・デッド
名作をあげればキリがない。
最近は規制規制で、ホラー映画はほとんど作られないし
見る人もいないだろう。でもね、ホラー映画って
怖がらせようと思って作ってるものと
何かを伝えようと思って作ってるものと
大きく違うのだよ。だから日本のホラー映画は殆ど見ないなぁ
怖いの嫌いだし。いきなりドーンとか、血まみれでギャーとか
絶対好きじゃないもの。ロメロ監督のホラー映画はホラーファンタジーなのである。
最近といいながら結構古いけど「ワールド・ウォーZ」は面白かったなぁ。
ラッキーマンくらいラッキーな主人公が世界と家族を救うゾンビではなく
「感染者」の話なのである。そう、最近はウィルスに感染した人間が襲いかかってくるので
ゾンビみたいな人間が全力疾走してくるのだ。だから爆発的に感染者数は増えるし
離島でもない限り感染者は瞬間的に数百万と増える。だからこの映画に日本は出てこない(笑)
もしもレンタルビデオ屋で見かけたら勇気を持って借りて見てみるといい。
結構いい話なのである。主人公がラッキー過ぎて笑うけど。
